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★【レポート】第15回福祉フォーラムinけんなん(大分県佐伯市会場)

2016年12月3日(土)

第15回福祉フォーラムinけんなん

~地域でともに暮らすために良き理解者を増やしていこう~

日時:2016年12月3日(土)12:30~15:10

場所:大分県佐伯市保険福祉総合センター和楽

http://tomoniikiru508.blog137.fc2.com/blog-entry-247.html

 

急きょ3日前にスピーチ(募金活動のお礼と結果報告)をさせていただけることが決まり佐伯市へ向かいました。

経緯としては、2年前の2014年3月に「そうたプロジェクト」の募金活動で、この佐伯市でも募金活動を行い、多くの皆さまよりご支援をいただいておりました。その時に今回と同じフォーラムが開催されており、その会場でもご寄付をいただいたり、少しお時間をいただき当時の活動内容やご支援をお願いするスピーチもさせていただきました。

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.472535429512851.1073741830.439698199463241&type=3

実は、「その後、プロジェクトはどうなったの?」「そうたくんはどうなったの?」「研究や家族会はうまくいってるの?」など、当時温かいご支援をいただきました大分県の特に佐伯市の方々から声をいただいておりました。そこで、少し時間があいてしまいましたが、結果報告と感謝の気持ちを伝えたい。そして家族会が立ち上がり、今色々と活動ができていることを報告したいと思い、急きょお願いした次第です。

今回のフォーラムのテーマが「地域でともに暮らすために良き理解者を増やしていこう」というテーマでした。またメインでご登壇されてお話になられた平野亙様(条例をつくる会共同代表)は「障がいのある人もない人も心豊かに暮らせる大分県づくり条例」の制定と施行について詳細にお話いただき、色んな障がい者にとって生きやすい社会の実現に奮闘されているお姿に心打たれました。また条文内に「障がい者の恋愛の自由など」現実にはこれまでも問題になっていたが、なかなか表に出てきにくい内容も盛り込んでいるとのことで、この条例が本当に障がい者当人に意味ある(単なる紙で終らせない)ものでなくてはならないとの強い思いが伝わってきました。

 

私は下記資料をお配りし20分程度、お礼&結果報告&現在の取り組みについてお話させていただきました。また最後にキックオフ大会で作製したスライドDVDを流してスピーチを終えました。約200名近くのお客さんの前でお話するのは正直かなり緊張しましたし、あまり上手く伝えることができませんでしたが、同級生のお母さまからは「どうなっていたのか気になっていたから、今日は話が聞けて良かった」とありがたい言葉をいただき、少しほっといたしました。

 

 

これで終わりではありませんが、「お礼&結果報告&現状報告」を継続的にしていくのはご寄付をいただいた者として最低限必要なことと強く感じました。出来ることは限られていますが、当時ご支援いただいた皆さまへ少しでも多く伝えていければ幸いに思います。

そんなことを思いながら、強行日帰りスケジュールは終了しました☆

最後に、このフォーラムへの参加を直前ではありながらご快諾いただいた事務局の疋田様。そして当日の急な要望にご対応いただいた司会の鷹尾様。そして資料の準備にご協力いただいた多くのスタッフの皆さま方に心より感謝申し上げます。

(当日、協力&応援いただいた同級生の皆さんには、いつも励まされています!!ありがとうございました)

★【レポート】バディーウォーク長崎2016

レポート遅くなりましたが、バディーウォーク長崎2016&バンビの会(染色体障害児・者を支える会)の30周年記念イベントへ参加してきましたので報告します。

2016年11月6日(日)

第1部:バディーウォーク

バンビの会30周年記念行事の一つとして、九州初開催となる、全米ダウン症協会「NDSS(National Down Syndrome Society)」よりBuddy Walk® のライセンスを取得し、長崎爆心地公園から約1.6kmの行程を障がいのある人もない人も一緒に歩き、参加者が楽しめるチャリティイベントがありました。

※バディーウォークとは、NDSS【全米ダウン症協会】により1995年10月に「ダウン症啓蒙月間」の一環としてニューヨークで始められました。本来は ダウン症への理解と受容(acceptance)、社会的な平等(inclusion)を促進することが目的です。日本では長崎の他に東京、名古屋、京都、仙台などでも行われています。

実際に参加してみた感想です。

我が家(幸家)は家族5人で参加しました。当日は佐賀から長崎までの道のりで少し遅れて到着してしまい、300人の先頭集団には間に合わず、最後尾からゆっくり長崎市内の平和公園周辺の道のりを30分かけて歩きました。そこで思ったのは、長崎はやっぱり「坂が多い!」ということです。でも現地のひとに言わせると、「これぐらいは平坦の方だ!!」とのことでした(>_<) 普段は佐賀平野で坂を経験することが無いので、長崎の方たちの脚力に驚きです(笑)

そして、歩いているときは参加者のみなさんや、スタッフの方たちが談笑しながら清々しく汗を流しながらひとつのことをやっている「一体感」があり、気持ちいい達成感がありました。9月の交流会で協力していただけた、バンビの会の皆さま、ボランティアの学生さん、そして先生方とも色んなお話ができて良かったです。

正直、バディーウォークの本来の意味を超えたイベントだったのではないかと感じました。ダウン症候群に限らず、色んな障害を抱えた方たちが、地域の中でひとつのことをやり遂げることで、「ここにいるんだよ!」と社会に向けて発信しているようでした。

1q家族会でもこのようなことができたらいいなぁと思いました。

 

第2部:バンビの会30周年記念式典

30年も続けることがどれだけ大変だったか?自分には想像もつきませんが、歴代の会長の方たちや協力者の方たちの紹介がありました。そして30年のヒストリー映像や近藤先生の公演もあり、最後には子供たち全員でステージでダンスがありました。奏汰やうちの子供たち全員もステージに上がり楽しんでいました!音楽♪の力は凄いですね。

そして近藤先生が「Best Doctors」に選ばれたとのご報告がありました。Best Doctorsとは医師が選ぶ信頼できる医師だそうです。全世界に5万人しかいないとのことです。本当に嬉しく思います。

普段は距離の都合でなかなかバンビの会に参加できていない、我が家ももう少しイベントに参加して、交流を続けたいなぁと感じました。

そして、また1q家族会との交流も企画したいと思いながら家路につきました。