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★ダウン症 医療ケアフォーラム(長崎)

2月7日(土)
第8回 ダウン症トータル医療ケアフォーラムが長崎大学病院で開催されました。
私と佐賀県難病相談支援ネットワークの澤田さんと共にお伺いし、最後1時間ほど公演を聞くことができました。
(午前中は奏汰の幼稚園の参観日でしたので、いつもながらの強行スケジュールです)
奏汰の主治医でありバンビの会の会長でもある近藤達郎先生が主催する年1回の大きなイベントであり
幸家もこのイベントには毎年参加して、長崎での取組みや情報を聞き、今後のイメージを広げ人脈を広げさせて頂いています。
今回は「ダウン症候群患者の自律神経」に関する内容でした。
少し難しい内容でしたが100名ほどの参加者がおられて盛会のうちに終了しました!

今回のもうひとつの目的は来週2月14日、15日開催のキックオフ大会(佐賀)に関する情報共有を近藤先生とさせていただくためでしたので、数分お話してトンボ帰りしました。

あらためて感じましたが、『近藤先生のダウン症分野における貢献は凄いんだなあ』と。
そして相当な時間を研究や学会や公演(海外含む)に費やしておられると。。。
そんな中で、1qに関してご尽力頂いているのことを思うと。。。表現できる感謝の言葉も思いつきません(>_<) 2月14日15日の成功を祈って、出来ることをがんばりたいと思います。

★家族会キックオフ開催のご案内

2013年12月5日に佐賀県庁での記者会見でスタートした今回のプロジェクト(1q部分トリソミーの研究開始&家族会設立)の最終成果報告を2015年2月15日に佐賀県難病相談支援ネットワークにて開催いたします。
近藤達郎先生の命名で「キックオフ大会」と呼んでいます!今回の研究ワーキンググループは残念ながら解散してしまいますが、家族会が正式に立ち上がりこれから前に向かっていくという意味で付けていただきました!

2015年2月15日
午前中はプレス発表の場で、これまでご支援ご協力をいただいた皆さまに感謝の想いをお伝えし、この一年の成果報告をさせていただきたいと思っております。
是非ともご来場ください。
午後は研究成果発表の場で、近藤達郎先生と長崎大学の先生による発表をして頂きます。
興味があれば参加可能ですので、よろしくお願いいたします。

お忙しいところ大変申し訳ございませんが、皆さまのご来場心よりお待ち申し上げます。

【正式版】120127-1q部分重複症候群全国患者家族会キックオフ大会支援支援者向けチラシ

【正式版】1q部分重複症候群全国患者家族会キックオフ大会支援支援者向け申し込み書

新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。
2015年となりました。
昨年は多くの皆さまのご支援のおかげで、大きな一歩を踏み出すことができました^^
本年は2月14日、15日の佐賀で開催されますキックオフ大会でこのプロジェクトの最終報告をさせていただきます。
ご支援ご協力を頂きました全ての皆さまの今年一年のご健康とご多幸をお祈りい申し上げます。

 

20141227_093900

 

★あれから1年経ちました

一昨日(2015年12月5日)で、県庁で記者会見をしてから丁度1年がたちました。
早いといえば早いようですが、遅いといえばそのような・・・。本当に色々なことがありました!
正直、いまこの状況をあの日には想像することすら出来なかったのは、確かなことです。
迷いながらも、前に進めてこれたのは、近くで支援してくれた方々は勿論ですが、必要な時に必要なひとに出会えたご縁があったからだと思います。
当然、近藤達郎先生が誰よりもこの事業を実現するためにご尽力頂いたのを、近くで感じることが出来たのが、自分の考え方を大きくブラさずにこれた最大の理由だと思っています。
そうやって活動してきた、ひとつひとつが意味あることで、その結果として全国のご家族と繋がることが出来たのだと思います(^_^)
これまでの新聞記事や、経緯(ブログ)を読み直し、これまでの活動が多くの皆さまに支えられたものだったのだと改めて気付きました。そしてそれを忘れてはいけないとも思いました。
2月のキックオフ大会と呼ぶ今回のプロジェクトの最終成果発表には、笑顔でこれまでやってきたこと、成果、これからのことについてアナウンス出来ればいいなあと思っています。そしてご支援頂いた全ての皆さまに向けて感謝の気持ちをお伝えしたいと考えています☆
どうぞ、これからも温かく見守っていただけますことを、心よりお願いいたします。

★健康ガイドライン 仮印刷版完成!

みさかえの園 近藤達郎先生はじめとする検討委員会の先生方のおかげにより「1q重複症候群 健康ガイドライン」の仮印刷版が完成しました!!

これは、今回のプロジェクトのアウトプットのひとつで、2月14日、15日開催のキックオフ大会で正本版を発行する予定のものです。

現段階で皆さまにお見せ出来るのは表紙だけで残念ですが・・・・

とても濃い内容の本となっています。

これまで、どれだけ調べても見つからなかった「1q」に関する海外の文献や症例などを、日本語でまとめて頂いています。勿論、今回の全国初調査で分かった情報を整理して、現段階での「1qトリソミー/テトラソミー」の最新情報が集約されています。

内容は少々難しいところもありますが、この「1q重複症候群」を説明する際(医療機関や学校や役所など)に、活躍するのではないかと期待しています。

また、ご支援いただけた皆さまに感謝の気持ちも込めてお配りできればと思っています。

ちなみに表紙の楽しそうな絵は、この寄付活動中にご縁があり出会うことが出来ました、武雄市のTakeruさんから、快くご提供いただいたものです^^

これから、最終チェックや本刷りなど出版にむけて忙しくなりますが、難病ネットワークの皆さまのご協力で実現しています^^

進捗ありましたら、またココで報告いたします☆

 

【1st仮刷り低画質】141120-1q部分重複ガイドライン-3

★染色体検査とアレイ検査の違いについて

中間報告書でも報告しましたが、これまで「1qトリソミー」だと思っていた息子の診断が、今回寄付を頂いてのプロジェクトで “アレイ検査” を受けたところ「1qテトラソミー」だということが判明しました。

http://1qtrisomy.sakura.ne.jp/main/?p=1414

この件(染色体検査とアレイ検査の違い)について以前、近藤先生とお話した内容をまとめましたので、ご報告いたします。(この内容はアレイ検査の結果を知る前のお話しです) 少し難しい内容ですが、興味のある方はご一読ください。

※誤解をまねくといけませんので付け加えます。今回のアレイ検査はみさかえの園 近藤先生にお願いしましたが、染色体検査は別の医療機関で数年前に実施しました。

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【染色体検査について】
染色体検査は「Gバンド分染法(ギムザ染色)」といものが一般的な手法だそうです。
≪近藤先生の解説≫
Gバンド分染法は染色体の大きさ及びバンドパターンで判断するものです。
基本的にバンド(スジ)のパターンで決めていくので、非常に漠然としています(ある程度大きくないと、バンドパターンを確認しづらいので難しいかもですね)。
≪幸と近藤先生のQ&A≫
Q1.Gバンド分染法は、人の目により(顕微鏡)バンドパターンの確認をして異常(欠損、重複など)を判断する方法で宜しいでしょうか?

A1.プレパラート上の染色体を顕微鏡下で写真をとり、それを解析します。おっしゃる通りです。

Q2.Gバンド分染法とアレイ検査の精度(解像度や分解能力など)の差はどれくらいあるのでしょうか?

A2.ギムザ染色でのバンドの数は通常350-550、高精度分染で850バンド位です。これは、1番からX,Yまでの染色体全てのバンドの数がということです。ヒトのDNAは32億塩基対(3.2×10の8乗)ですので、ザッというと1つのバンドは(600バンドとして)500万塩基対になります。アレイ検査で世界で最も多いので270万ヶ所のDNAを調べますが、通常は数十万ヶ所と思います。60万ヶ所とすると、600,000 / 600 =1,000でアレイ検査は通常のG分染と比べて約1,000程度精度が高いことが分ります。

≪Gバンドについて(参考ページ)≫
【染色体検査とマイクロアレイ検査の違いについて】
マイクロアレイ検査はDNAレベルで判定するかなり精度の高い検査方法であり、染色体検査(Gバンド分染法)は「確定診断では無い」がアレイ検査は「確定診断に近い」検査法だそうです。
≪近藤先生の解説≫
アレイ検査は、場所(どの染色体のどの領域に位置している)が分っているDNAが何コピー(3コピーであれば重複、2コピーなら正常、1コピーなら欠失)かが明確に分ります。確定診断に近いですね。始めからアレイ検査をすれば明確かも知れませんが(または、Gバンド分染と組み合わせて)、アレイ検査は保険が効きませんので実費(10万円)かかるのかネックと思います。
≪幸と近藤先生のQ&A≫
Q3.アレイ検査はGバンド分染法と違い、例えば専用計測器で全自動で分析&結果出力するような方法でしょうか?信頼性が高いから確定診断と言えるのでしょうか?
A3.アレイ検査は、量が一定(非常に微細)のDNAをプラパラートに数十万並べています。これに調べるヒトのDNAを乗せて結合させます。結合すると色素が発色するようになり、しかも、調べるヒトのDNAの過不足で色も変るように設定されています。これの波長を機械で測定しています。それにより、3コピーとか1コピーとかを判定します。ただ、場所によっては、ヒトでは必ず過不足があります。これが正常でもみられるものを、CNV(コピーナンバーバリエーション)と言うのですが、この判定が難しいです。世界中で、これを集積しています。染色体の変化があるような幅広く似た部位が続けて1コピーとか3コピーとかあると明白ですが、その範囲が狭いと臨床症状との関連性が難しい場合があります。
≪マイクロアレイ検査について(参考ページ)≫
≪幸(素人)の理解(間違った認識かもしれません)≫
保険適用の染色体検査は広く一般的な検査方法であるが、人の作業(顕微鏡)で染色体異常を探し、何番染色体か?を決める方法である為、間違いが起きてもおかしく無い方法。
これまでは、その診断が全てであった(アレイ検査は保険適用外=10万円の実費)ため、その診断を確認する方法が無かった。
臨床症状と染色体の異常個所の比較をするには、信頼性の高いアレイ検査が必須であるということ。
ご質問があれば受付いたします(場合によっては近藤先生に確認をとります)ので、
どうぞ宜しくお願いいたします。

 

★そうたプロジェクト中間報告

昨年12月より始まったこのプロジェクトも来月で1年が経ちます。そこで10月末時点での中間報告をご支援・ご協力を頂いた皆さま。ご家族の皆さまにご報告させて頂きます。

来年2月のキックオフ大会(最終成果報告会)をもってこのプロジェクトは終了します。それまでに家族会としての土台を築けるように、出来ることをやっていこうと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。

ここ1年で奏汰は5歳となり、念願の幼稚園にも年中さんからですが入園することが出来ました。
先日は運動会にも参加でき、大きな成長を見せてくれました。
食事は相変わらず「白ご飯」がメインですが、フライドポテトやプリンや麺なども食べれるようになりました!
最近はブロッコリーやハンバーガーをかじったりと、本人なりの成長を遂げています!!
ただ、体調を崩しての入院や手術などはしかたがなく、私たちもその度に一喜一憂しながら・・・何とか乗り越えています。
今後とも温かく見守って頂ければ幸いに思います。

≪活動中間報告≫

【正式】141105そうたプロジェクト活動中間報告(低画質)

pdfファイルはこちらへ
活動中間報告

 

≪収支中間報告 (佐賀県難病支援ネットワーク発行)≫

141121そうたプロジェクト中間収支報告書

pdfファイルはこちらへ
収支中間報告

 

 

佐賀県難病支援ネットワークのホームページからも確認できます。

★家族会設立に向けての進捗報告(6月15日現在)

6月15日に佐賀県難病支援ネットワークの総会でこれまでの活動をご支援頂いた多くの皆様に向けて、お礼と進捗報告をさせて頂きました。

6月7日に広島で行われた東日本交流会で対面したご家族3名と主治医の先生からもコメントを頂き、本当にこの「繋がり」を喜んで頂けました。

この場をかりてあらためて、ご支援頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

【差替版】140615難病支援ネットワーク総会原稿(幸)

★難病支援ネットワーク総会

 

6月15日に佐賀県難病支援ネットワークの総会で、今回のプロジェクトのお礼と進捗報告をさせて頂きました。近藤先生にもご参加頂きまして、研究の進捗報告をして頂きました。ご来場頂いたご支援者と県選出の国会議院(原口一博先生など)の方たちや県議会議院の方たちなどにも、この活動のことを知って頂きました。今後に繋がることを心から望んでおります。

 

 

 

 

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